丹田とは?

丹田とは何か? 様々な定義がありますが、ここでは「私たちの体内にある 「気(エネルギーや意識・力)が集約されたモノ」とします。 丹田は、古代中国の不老不死・道教の長寿術と関係があることを知っていますか?

ここでは丹田について説明していきます。 丹田がどこにあるか?については「丹田の種類」で説明します。

古代中国の皇帝は、地位も名誉も金も手に入れて、最後に不老不死を求めます。 それは「外丹」と「内丹」として発達しました。 簡単に言えば、丹田を外部から薬品をとって育てるか、自分自身で気を練って 育てるか、の違いです。

「外丹」とは、要するに不老不死になると言われた薬品を指します。 硫化水銀や金などの鉱物主体で作られたようですが、毒性は強く、多くの皇帝が これを服用して命を落としています。

不老不死を求めて早く死ぬとは、シャレにもなりません・・・。 ですが、当時の皇帝は危険を冒してでも長寿を求めたんでしょうね。 「外丹」の発展は、結果的に中国の薬学と化学の発展には十分役立ちました。

一方「内丹」は、不老不死を実現するため、意識や呼吸法、身体操法により 人体に含まれる気(エネルギー)を増強させようとしたもの。

内丹においては、呼吸法や身体操法を行う時に重要な身体のポイントが いくつかありますが、そのポイントを「丹田」と呼んだのです。

以上、丹田についての説明でした。

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